サッカーの審判をするときの流れについて

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今回は、審判の割り当てが入っている日の1日の大まかな流れについて書いていきます。

自分は、その昔、審判の人は試合直前に来て、試合が終わったらすぐ帰っているものだと思い込んでいました。

しかし、3級審判以上が担当するような公式戦においては、試合前にマッチコーディネーションミーティング(MCM)があったり、ピッチの確認を行ったりしますし、試合後にも報告書を記入したり、反省会を行ったりしています。

一般の方が思っているより拘束時間はかなり長いです。

自分の経験上、一連の流れについては、経験してみないと分からないことばかりでしたので、これからサッカーの審判をやろうと思っている方に少しでも参考になれば嬉しいです。

試合前日まで

割り当てが入っている試合のキックオフ時間と試合会場を必ず確認します。

これを間違えると大変なことになります。

特に、初めて行く会場などは、事前に行き方をしっかりと確認しましょう。

あとは、当日に使用する用具の準備も行います。

ウェア、カード、ホイッスル、時計などしっかり確認します。

必要なものについては以下のリンクにまとめていますので、そちらをご確認下さい。

サッカーの審判をやる時に必要なもの

サッカーの審判をやるときにあった方が良いもの

記録用紙については、結構忘れがちですので、準備はお早めに。


molten(モルテン) サッカー審判用 記録カード10枚入(小) XFSN

最悪その辺の裏紙とかでも何とかなるとは思います。

準備が整ったら、良いイメージを持ちながら眠ります。

会場入り

試合当日、試合会場にはキックオフ時間の100分前には到着するようにします。

マッチコーディネーションミーティング(MCM)が大体キックオフ時間の60~70分前に開かれるので、遅くとも70分前までには必ず到着するようにしましょう。

会場に到着すると、審判員用の控え室が用意されていますので、そちらに向かいます。

初めての会場だと控え室が分からない場合があるかと思いますが、そういった時は会場責任者や運営の方を捕まえて場所を確認します。

マッチコーディネーションミーティング(MCM)通称:マッチ

前述しましたが、マッチはキックオフ時間の60~70分前に開かれます。

対戦する両チームの代表者、マッチコミッショナー、会場責任者、審判団で打ち合わせを行います。

席の配置はこんな感じです。

審判員用に椅子が4つ並んでいると思います。

当日の役割に応じて並ぶのが一般的のようですので、それに従います。

マッチの流れ

運営の方が司会進行を行います。

最初に全員の自己紹介から始まります。

運営→マッチコミッショナー→両チーム代表→審判団の流れです。

審判団お願いしますと振られますので、

主審→A1→A2→4審の順番で自己紹介を行います。

(例)本日主審を担当します、○○と申します。宜しくお願い致します。

マッチでは、当日のタイムスケジュールの共有や、試合の規定(試合時間、ベンチ入りの人数、交代人数など)についての確認や、飲水タイム/クーリングブレイクなどの有無について確認を行います。

次に、両チームのユニフォームの色の決定を行います。

両チームから希望の色を出してもらいます。

問題なければ良いですが、色がかぶっている場合もあります。

かぶらないように変更してもらえるケースがほとんどですが、どちらも譲ってくれないケースもあります。

その場合には、コイントスで勝った方に希望のユニフォームを着てもらいます。

ユニフォームが決定した後はベンチ入りメンバーのビブスの色を決めます。

両チームのフィールドプレイヤーとゴールキーパーの色とかぶらない色をお互い選定してもらいます。

どうしてもかぶってしまう場合は、ゴールキーパーの色と同色であれば認めています(これは人や地域によって差があるかもしれません)。

最後に審判団から何かありますか?

と聞かれます。

確認したいことがあればその場で確認しておきます。

特に何もない場合でも、何か一言言わないといけない雰囲気の場合もありますので、その場合は、

「フェアプレーでお願いします」

「時間厳守でお願いします」

などと言えば問題ないでしょう。

フィールドチェック

試合が行われるフィールドが問題ないかどうか確認します。

※フィールドチェックはマッチの前に行う場合もありますので、臨機応変に対応しましょう。

フィールドチェックは具体的には、以下のようなことを確認しています。

ラインがきちんと引かれているか。

コーナーフラッグがきちんと立てられているか。

ゴールの位置やネットに問題がないか。

テクニカルエリアは問題ないか。

何か問題があった場合は、マッチコミッショナーや運営の方に伝えて修正してもらいます。

よくある修正ポイント

コーナー付近の任意のマークが1mずれている

コーナーフラッグの立て方がおかしい

ネットに隙間がある、ネットが絡まっている

たまに、ラインが全然違うということもあったりしますので、競技規則をきちんと読み込んでおきましょう。

フィールドチェックが完了したら次は打ち合わせに入ります。

打ち合わせ

打ち合わせについては、以前別の記事でまとめましたので、そちらを参考にして下さい。

サッカー審判の試合前の打ち合わせについて

打ち合わせが完了したら、次はウォーミングアップを行います。

また、ここまでのタイミングで試合球の空気圧チェックも行っておきましょう。

ウォーミングアップ

ウォーミングアップのやり方については人それぞれありますが、4人でタッチラインからタッチラインを1往復半一緒にジョギングして、後は各自でアップするという流れが多いような気がします。

(Jリーグとかだと4人でずーっと色んなアップをやっているようですが。。。)

ウォーミングアップが完了したら、一旦控え室に戻り、審判服に着替えます。

その時、メンバー表の内容を記録用紙に記入しておきます。

試合開始

選手のロッカーアウト時間前に本部に移動します。

ロッカーアウト後にメンバー表を持ってメンバーチェックと用具チェックを行います。

問題なければ試合開始です。

試合終了後

試合が終われば、はい、どうもお疲れ様でしたー。と解散になるわけではありません。

一番大変なのは主審で、公式記録の確認と審判報告書の記入があります。

また、審判インストラクターが来ている場合は、審判団とインストラクターの計5人で反省会が行われます。

インストラクターからそれぞれに試合での自身の感想を求められることもありますので、自分の場合は、

どんなことを意識して試合に臨んだか

良かった点

悪かった点

くらいは言えるように心の準備をして臨んでいます。

その後インストラクターからアドバイスを頂きます。

警告や退場が出たような事象については、深く追求されますので、何が起きたのか、なぜ警告や退場としたのかなどは答えられるようにしておきましょう。

インストラクターがいない場合でも、審判団4人で振り返りを行います。

警告、退場の事象やファールの見落としなどについて4人で共有します。

それぞれ時間がない場合はすぐ解散の場合もあります。

長くなってしまいましたが、以上がサッカーの審判をするときの流れになります。

最後に

サッカーの審判は試合中の判定のことについては、よく注目されていますが、実は試合中だけではなく、試合前からその試合が良い試合になるように準備や確認をしています。

自分の場合は、こういった内容を全然知りませんでしたので最初の方は結構戸惑いました。

経験豊富な方がリードしてくれれば良いですが、自分が主審の場合は自らリードしてフィールドチェックや打ち合わせなどを行わなければなりません。

数をこなすことで慣れるとは思いますが、まだ経験の浅い方はこれを見て試合前に予習をして当日に臨んでみて下さい。

誰かの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んで下さってありがとうございました。

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