島根県のおそば屋さんに行くと大体メニューにある割子(わりご)そば。
島根県に遊びに行ったなら、是非食べたいメニューのひとつです。
でも、初めて割子そばを食べる人はその食べ方が分からないかもしれません。
この記事では、割子そばの食べ方について紹介します。
これを読めばおそば屋さんで戸惑うことなく割子そばを食べることができます。
最後には筆者おすすめのおそば屋さんも紹介しますので、是非最後まで読んでいってください。
- 割子そばの食べ方が分からない
- 島根県の美味しいおそば屋さんを知りたい
割子(わりご)そばの食べ方
それでは早速、割子そばの食べ方を説明していきます。
①割子そばが到着
割子そばを注文すると、大体こんな感じで提供されます。
割子そばは、3枚(3段)での提供が一般的です。
②薬味を一番上のそばに適量のせる
まず最初に薬味(かつお節やねぎなど)を一番上のお椀のそばに適量のせます。
薬味は3枚分なので、3枚で使い切るように調整します。
③つゆを1番上のそばに適量かける
薬味をのせた後は、付属のつゆをかけます。
つゆにはしっかり味がついていますので、かけすぎには注意です。
④1番上のそばを食べる
⑤1番目のお椀のつゆの余りを2番目のそばにかける
⑥お好みでつゆと薬味を追加
⑦2番目のそばを食べる
⑧以下同様
以降は同様に食べ進めます。
色んなお店でも食べ方の紹介がしてあります。
参考に載せておきます。
筆者おすすめの割子そば
次に筆者おすすめの割子そばを紹介します。
そば処あごう
一番おすすめのおそば屋さんです。
島根県の出雲市にあるお店です。
割子そばも美味しいですし、釜揚げそばも美味しいです。
別途記事も書いていますので、参考にしてみてください。
そば処 神門(ごうど)
次におすすめなのが、神門(ごうど)さんです。
こちらも島根県の出雲市にあるお店です。
中でも、天ぷらがついてくる、天割子そばがおすすめです。
薬味に岩のりがついているのも特徴的です。
割子そばの由来
最後に割子そばの由来を簡単に紹介します。
イラストは、出雲大社の神門通りのどこかのお店に掲示してあったものをお借りしてます。
割子そば自体は、島根県の松江市が発祥みたいです。
松江の城下町で、外でもそばが食べられるように、重箱に入れて持ち運んでいたようです。
四角い重箱は洗いにくいということで、今のような円形の入れ物になったようです。
「割子そば」は、円柱状の丸い重箱「割子」に入ったそば。冷たいつゆをかけて食べる。江戸時代、松江の城下町で、そばを四角い重箱に入れて携帯していたことに由来しているという。四角い重箱は洗いにくいため、次第に現在のような丸い重箱になった。つゆは土瓶のような容器に入れ、重箱のそばに直接かけて食べる。ゆであがったそばを冷水にさらして洗うため、「洗い」とも呼ばれる。
農林水産省HPより
調べていると釜揚げそばについても記載がありました。
参考に紹介します。
釜揚げそばは、出雲大社周辺が発祥みたいです。
屋台でそばを素早く提供するために、水洗いする手間が省かれたとのこと。
「釜揚げそば」は出雲大社などの神社周辺が発祥といわれている。
旧暦の10月、出雲地方の神社で執り行われる「神在祭」では、屋台が並び、温かい釜揚げで新そばが振る舞われていた。ゆでたそばは、水洗いするのが一般的だが、屋台売りのため水洗いの行程が省かれた。鍋や釜から揚げたそばをそのまま器に盛り、とろみのついたそば湯と薬味をかけて提供された。「割子そば」同様、自分でつゆを入れて味を調節できる。
農林水産省 HPより
釜揚げそばも美味しいので、そちらも食べてみて欲しいです。
最後に
今回は割子そばの食べ方について紹介しました。
これを読んだ方が、島根のおそば屋さんで、戸惑うことなく割子そばを食べられるようになってくだされば嬉しいです。
今回紹介したおそば屋さんに限らず、美味しいおそば屋さんはたくさんあります。
こちらの記事も参考にしてみてください。
もし、出雲大社に行かれる場合は参拝方法をまとめた記事もありますので、こちらも参考にしてみてください。
以上最後まで読んでくださってありがとうございました。